弊園のご案内


 養老山地の裾に広がる扇状地にありますこの果樹園は、礫質壌土の土地条件、さらに山地からの伏流水が相まって豊かな土壌を作り、美味しい果実を育てます。又、傾斜地での栽培は水はけも良く、気温・雨量ともに果樹の生育に適した場所です。

 

岐阜県は富有柿発祥の地ということもあり、その周辺の本巣市や大野町、発祥の地の瑞穂市などでは古くから柿作りが盛んですが、ここ養老町でも歴史が深く今でも数十人の方が作っており、収穫のシーズンにはこの地区を縦断する県道沿いに皆さん直売所を設けて売り出しています。

果樹園の一年間


ここでは果樹園での一年間に行う主な作業の流れをご紹介致します。

整枝・剪定


整枝・剪定 前の様子
整枝・剪定 前の様子
整枝・剪定 後(すっきりしました)
整枝・剪定 後(すっきりしました)

収穫が終わりひと休みした後、整枝・剪定が始まります。

混み合った枝、たくさん伸びた枝を毎年計画的に適度な数にし、日当たりや風通しを良くすることにより樹を元気にし、果実により栄養分がいきわたるようにします。

粗皮削り


数年に一度、高圧の水にて樹の粗皮を(吹き飛ばして)削り、その内側で越冬している幼虫などを駆除することで樹や果実への障害を防ぎます。

枝吊り・誘引


果実の重みで枝が折れないようにするため、支柱を立てて枝を吊ったりし、また、上に向いた枝を斜めに引っ張って枝の勢いを弱め、果実をつきやすくします。

摘 蕾


摘蕾後2ヶ月 7月の富有柿
摘蕾後2ヶ月 7月の富有柿

5月になると新しい枝にできた蕾を適度な数に間引きし、果実により栄養分がいきわたるようにします。

※弊園では通常7月に行う「摘果」作業をしていません。この『摘蕾』作業で残す蕾、すなわち成らせる柿の数を決めてしまいます。(生理落果などのリスクは覚悟して)

この「摘果」作業無しによる効果として、早い時期に残した蕾のみに栄養分が集中するので美味しい果実ができ、さらに大玉果になる確率も高くなります。

その他の作業


たわわに実った「果樹園 中辰」の柿
たわわに実った「果樹園 中辰」の柿
ハンマーナイフモアによる草刈作業
ハンマーナイフモアによる草刈作業

身近な有機質を活用。中でも園内の下草については、根元まで刈らずに残しておくようにするなど、できるだけ自然に近いかたちにしています。(下草は土壌水分の保湿効果があり、土壌そのものも元気にしてくれます。)

さらに有機配合肥料の撒布など環境に優しい土壌作りをし、薬剤散布は従来よりできるだけ少なくするなど安全安心な果実をお届けできますよう日々作業しています。そして11月頃からようやく収穫となります。